ドコモ・au・ソフトバンクに次ぐ第4のキャリアと言われるのが楽天モバイルです。
3大キャリアのオンライン専用プランの提供が始まり、楽天モバイルにも負けないプランが打ち出されたことで乗り換えるユーザーが増えてきています。
楽天モバイルには他の格安SIMや3大キャリアのオンライン専用プランにも負けないメリットも存在します。
そこで、この記事では楽天モバイルの解約方法や解約時の違約金、メリットなどを紹介していきます。
この記事で伝えたい内容
- 楽天モバイルの解約方法(Web/アプリ)
- 楽天モバイル解約時に発生する料金関連や解約後の手続き
- 保証サービスの解約手順
- 楽天モバイルのメリット/デメリット
楽天モバイルの解約時に気になるポイント
楽天モバイルに限ったことではありませんが、解約時に違約金がかかったり、端末代の残債はどうなるかなど気になるポイントがいくつもあると思います。
まずは楽天モバイルを解約時に気になるポイントを紹介します。
楽天モバイル解約時に気になるポイント①違約金
楽天モバイルに限らず携帯キャリアや格安SIMを解約する場合に、違約金や解除金、手数料などが発生するのかは一番気になるポイントだと思います。
楽天モバイルでは、解約時の違約金などは一切発生しません。
楽天モバイル解約時に気になるポイント②残りの端末代金
楽天モバイルでスマートフォン本体を購入した場合で、支払いが途中の場合は継続で分割の支払いが続きます。
残高の確認と分割から一括への支払い方法の変更は解約後は利用しているカード会社への問い合わせが必要になります。
楽天モバイル解約時に気になるポイント③解約月の料金
楽天モバイルを解約した月の料金は、解約日までのデータ使用量で決まります。
楽天モバイルのプランは1つで、データを使った分だけ支払うプランなので、解約日までのデータ量から算出をされます。
例えば、解約日の段階で利用したデータ量が4GBの場合、20GBまでの2,178円が適用されます。
楽天モバイル解約時に気になるポイント④オプション料金
楽天モバイルを解約した時のオプション料金は、解約日までの日割り計算で算出されます。
満額を払う必要はありませんが、「国際通話かけ放題」のオプションのみ日割り計算されず満額の支払いになるので注意が必要です。
楽天モバイル解約時に気になるポイント⑤最低利用期間
楽天モバイルでは、最低利用期間は設けられていません。大袈裟な例えだと、契約した日に気に入らないと思えばその日のうちに解約することも可能です。
ただ、上記で紹介した通り、使った分の料金が発生する可能性がありますし、端末を購入した場合には端末代金が発生するので覚えておきましょう。
楽天モバイル解約時に気になるポイント⑥キャンペーン
楽天モバイルではMNPで乗り換えをすることで楽天ポイントを付与するキャンペーンを現在行っていますが、ポイントが付与されるのは契約から翌々月の月末なので、一定期間あります。
ポイント付与までに解約をした場合は当然キャンペーン付与される予定の楽天ポイントは受け取ることができません。
付与された後なら回収されることはないので、ポイントを得たいなら最低3ヶ月利用する必要があります。
さらに、キャンペーンで得られる特典は1度限りです。何度も契約・解約を繰り返してもキャンペーン特典を受け取れるわけではないので覚えておきましょう。
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楽天モバイル解約時に気になるポイント⑦保証サービスの解約
楽天モバイルでは、iPhoneの場合は「故障紛失保証 with AppleCare Services」、Androidの場合は「スマホ交換保証プラス」という保証サービスを提供しています。
解約と同時に保証の必要がない場合は個別での解約が必要なので注意しましょう。
楽天モバイル解約時に気になるポイント⑧不必要なSIMカードの取り扱い
楽天モバイルを解約したら当然楽天モバイルのSIMカードは不必要になります。わざわざスマホから出す必要もありませんが、持っている理由もありません。
楽天モバイルの公式の案内としては、SIMカードは返却をしてほしいと書かれています。ただ、SIMカードの返却は楽てモバイルショップでは取り扱ってくれず郵送する必要があります。
さらに、着払いは対応してもらえないのでユーザー側が送料を負担する必要があるので注意が必要です。
楽天モバイルの解約方法
では、楽天モバイルの解約方法を紹介していきます。
Webページとアプリ版では若干違いがあるのでそれぞれの解約手順を紹介するので、見ながら解約の手続きを進めてください。
楽天モバイルの解約手順〜Webページ〜
楽天モバイルはスマホではなくPCからも解約が可能です。
PCの場合はWebページから解約ができます。手順は以下の通りです。
Webページでの解約手順
- my楽天モバイルにログインする
- メニューバーをクリックして「契約プラン」を開く
- 契約プランの中の「手続きへ進む」をクリック
- 解約にチェックを入れ注意点をよく読み「次へ進む」をクリック
- 解約する電話番号に間違いがないか確認し、アンケートに答えて申し込むをクリック
楽天モバイルの解約手順〜アプリ〜
PCを持っていないくても、スマホのアプリを入れていれば簡単に解約することができます。
アプリでの解約手順は以下の通りです。
アプリでの解約手順
- my楽天モバイルのアプリにログインする
- 「契約プラン」をタップ
- 「手続きへ進む」をタップ
- 解約をタップし注意点をよく読み「次へ進む」をタップ
- 解約する電話番号に間違いがないか確認し、アンケートに答えて申し込むをタップする
楽天モバイルでMNP番号を発行する手順
MNPと解約は選ぶポイントが違うので間違えないようにしましょう。MNP番号を発行する手順は以下の通りです。
MNP予約番号の発行手順
- my楽天モバイルにログインする
- メニューバーをクリックして「契約プラン」を開く
- 契約プランの中の「手続きへ進む」をクリック
- 「他社への乗り換え(MNP予約番号取得)」にチェックを入れMNP予約番号を発行する
MNP予約番号を発行してから15日以上経過したらMNP予約番号の再発行が必要なので、乗り換えることを決めてから発行をおすすめします。
スマホ交換保証プラスの解約手順〜Android〜
Androidスマホ限定の「スマホ交換保証プラス」の解約手順も紹介します。
楽天モバイルの解約以上に簡単に解約ができます。
スマホ交換保証プラスの解約手順
- my楽天モバイルにログインする
- my楽天モバイルのトップページのスマホ交換保証プラスを解約するをクリック
- OKをクリックすれば解約完了
故障紛失保証 with AppleCare Servicesの解約手順〜iPhone〜
iPhoneの保証「故障保証 with AppleCare Services」の解約手順も紹介します。
基本的にはスマホ交換保証プラスと手順は同じです。
故障保証 with AppleCare Servicesの解約手順
- my楽天モバイルにログインする
- my楽天モバイルのトップページの故障保証 with AppleCare Servicesを解約するをクリック
- OKをクリックすれば解約完了
楽天モバイルのメリット
楽天モバイルを解約する前に楽天モバイルを使うメリットやデメリットを改めて理解しておくことが重要です。
突発的に解約や乗り換えをしてしまって結果的に楽天モバイルの方がよかったということも考えられます。
楽天モバイルのメリット①料金プランを選ぶ必要がない
楽天モバイルは料金プランが「Rakuten UN-LIMIT VI」の1つだけです。
毎月使ったデータ量によって料金が変動します。
容量 | 料金 |
0GB〜1GB未満 | 0円 |
1GB〜3GB | 1,078円(税込) |
3GB〜20GB | 2,178円(税込) |
20GB以上の無制限 | 3,278円(税込) |
さらに、1GB未満しか使わなかった場合は0円で使うことができます。
リモートワークが増えて在宅時間が増えたことで自宅にWi-Fiが備わっている場合は毎月のように0円で使い続けることができます。
モバイルWi-Fiを別で持っている場合にも携帯の回線を利用することもないのでコストを抑えることもできます。
もっと詳しく知りたい方はこちら!
楽天モバイルのメリット②パートナー回線を使える
楽天モバイルの回線はドコモ・au・ソフトバンクに比べるとまだまだ安定しにくいと言われていますが、5GBまではパートナーであるauの回線を使うことができます。
月々3GB程度しか使わないライトユーザーならパートナー回線だけで抑えることができます。実際の契約は楽天モバイルですがauを使っているのと同じような状況です。
楽天モバイルのメリット③口座引き落としやデビットカード対応
格安SIMの多くは契約するのにクレジットカードが必須です。
楽天モバイルでは支払い方法が多くあり、銀行口座からの引き落としやデビットカードでの支払いも可能です。
楽天モバイルのメリット④楽天ユーザーにメリットが多い
楽天モバイルは楽天グループが運営するモバイル部門です。
そのため、使った分に対して楽天ポイントを付与されます。貯めるだけでなく、月々の支払いに楽天ポイントを使うこともできます。
楽天市場でのネットショッピングをした場合にも通常よりも多く楽天ポイントが付与されるのも楽天のヘビーユーザーには嬉しいメリットです。
楽天モバイルのメリット⑤全国に店舗展開している
楽天モバイルはオンラインだけでなく店舗展開しているのもメリットです。
格安SIMは店舗展開を行わずに人件費を削除することで格安のプランを提供してきました。
UQモバイルやYモバイルなど店舗を備えている格安SIMもありますが、UQモバイルもYモバイルも3大キャリアのサブブランドとしての展開です。
独立系の楽天モバイルが店舗展開しているのは非常に大きなメリットです。
楽天モバイルのメリット⑥Rakuten Linkを使えば通話料無料
楽天モバイル限定のサービスとして、通話料無料になる「Rakuten Link」を使えるのも大きなメリットです。
LINE通話などに近い仕組みなので通常の通話と比べると乱れる可能性もありますが無料で使えるのは大きなポイントです。
楽天モバイルのメリット⑦端末とセットで購入できる
楽天モバイルでは端末とSIMカードのセットで購入することができます。
最新のiPhoneや楽天モバイル限定のスマホの購入も可能です。
楽天モバイルのメリット⑧キャンペーンが豊富
楽天モバイルでは常時お得なキャンペーンを開催しています。
現在開催している主なキャンペーンは以下のものです。
楽天モバイルのキャンペーン
- Rakuten UN-LIMIT VI 3ヶ月無料
- 最新のiPhoneに乗り換えで最大30,000ポイント還元
- Androidスマホに乗り換えで最大25,000ポイント還元
- MNPでの乗り換えで最大20,000ポイント還元
楽天のヘビーユーザーにはかなりお得になるキャンペーンが多いので、普段から楽天のサービスを使っているなら楽天モバイルはおすすめです。
楽天モバイルのデメリット
楽天モバイルを解約する予定がある方は、メリットよりもデメリットの方が強く感じている方が多いと思います。
改めて楽天モバイルのデメリットも確認をしておきましょう。
楽天モバイルのデメリット①無制限プランは速度が不安定
楽天モバイルのメリットで紹介しましたが、5GBまではパートナー回線を使うことができますが、5GBを超えると楽天回線しか使うことができません。
都心部であれば楽天回線も安定してきていますが、対応エリアの関係から都心部から離れると速度が不安定になったり低速になることがあります。
毎月20GB以上使うようなヘビーユーザーが使うには少し物足りなさを感じてしまいます。
こちらも参考に!
楽天モバイルのデメリット②対応エリア内でも繋がりにくい
楽天回線の対応エリア内であってもまだ繋がりにくいことがあります。
楽天の基地局は増えていますし、今後も増加予定です。
それでも3大キャリアに比べるとまだまだ繋がりにくいので、スマホが日用品となった今はかなり大きなデメリットです。
こちらも参考に!
楽天モバイルのデメリット③サポートはオンラインのみ
楽天モバイルには店舗が全国展開されているので、契約するのには困りませんが、契約後にサポートは店舗では対応してもらえません。
3大キャリアと同じようなサポートを店舗に期待しているのなら対応の範囲外なので覚えておきましょう。
楽天モバイルのデメリット④通話を無料にするにはアプリが必要
Rakuten Linkを使うことで通話が無料になりますが、Rakuten Linkのアプリが必要になります。
通話料はかかりませんが、通話にはデータ通信を使用するのでデータ量は消費します。完全に無料というわけではないので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は楽天モバイルの解約について解説させていただきました!
この記事のまとめ
- 楽天モバイルはWebでもアプリでも簡単に解約可能
- 違約金や解約金は発生しない
- 解約日のタイミングによっては様々な支払いが発生する
- 楽天モバイルは1GBに満たない場合は毎月0円で使える
- 保証サービスは別途解約が必要
- 5GBまではau回線も使える
- まだ繋がりにくさを感じるエリアがある
解約手順自体は非常に簡単なので困ることはありませんが、操作になれていないだけでハードルが高く感じてしまいます。
解約の際はこの記事を参考にしてみてください。