OCNモバイルONEとpovoを比較！それぞれ特徴が異なるのでしっかり押さえて乗り換えよう

500MBで550円というほぼワンコインに近い新プランを発表したOCNモバイルONE。

月額料金は基本0円で、利用したいデータ量をトッピングするという新しい概念の「povo2.0」を発表したpovo。

どちらも話題になっていて気になるSIMです。

今回は話題の2つのSIMを比較して、どのような違いがあるのかを解説させていただきたいと思います！

OCNモバイルONEとpovoの料金プランを比較！

まず最初に、OCNモバイルONEとpovoの料金プランを比較します。

povoは2021年9月29日9時以降、povo2.0への新規申し込みがスタート。

povo1.0への新規受付が終了していることから、ここではpovo2.0の料金プランを取り上げます。

OCNモバイルONEの月額料金プラン

プラン名	音声対応SIMカード	SMS対応SIMカード	データ通信専用SIMカード
500MB/月コース	550円 最大10分の国内通話が無料
1GB/月コース	770円 OCN光モバイル割適用 550円
3GB/月コース	990円 OCN光モバイル割適用 770円	990円 OCN光モバイル割適用 770円	858円 OCN光モバイル割適用 638円
6GB/月コース	1,320円 OCN光モバイル割適用 1,100円	1,320円 OCN光モバイル割適用 1,100円	1,188円 OCN光モバイル割適用 968円
10GB/月コース	1,760円 OCN光モバイル割適用 1,540円	1,760円 OCN光モバイル割適用 1,540円	1,628円 OCN光モバイル割適用 1,408円

OCNモバイルONEの月額料金プランは、データ容量500MBから10GBまでの5種類。

音声対応SIMのほか、SMS対応SIMとデータ通信対応SIMより選ぶことが可能です。

OCN光の加入者特典として、月額220円の値引き「OCN光モバイル割」が用意されています。

OCNモバイルONE公式サイト

povoの月額料金プラン「povo2.0」

	料金
基本料金	0円
データ使い放題（24時間）	330円/回
データ追加1GB（7日間）	390円/回
データ追加3GB（30日間）	990円/回
データ追加20GB（30日間）	2,700円/回
データ追加60GB（90日間）	6,490円/回
データ追加150GB（180日間）	12,980円/回

povo2.0の月額料金は基本料金が0円である代わりに、トッピングの形で追加するスタイルです。
基本的な使い方としては次の2つのうち、いずれかを選ぶとわかりやすいのではないかと思われます。

この2つのどちらかを軸にして、データ使い放題（24時間）や、データ追加1GB（7日間）を組み合わせていくと良いかもしれません。

データ追加60GB（90日間）

データ追加60GB（90日間）は、データ追加20GB（30日間）の利用期間を3倍にしたものです。
ただし、利用期間が延長された分、割引されています。

データ追加150GB（180日間）

データ容量150GB（180日間）は、データ容量20GB（30日間）の期間を6倍。
データ容量を7.5倍にした料金プランです。

povo公式サイト

スマホの月間データ使用量の目安

スマホの月間データ使用量の目安として、株式会社MM総研が2021年2月9日に発表したアンケートによる調査結果を紹介します。

この中で最も多いのが、1GBから3GBのデータ使用量です。
16GB～20GB以上のデータ使用量は、全体の10%ほどのユーザーであることが示されています。
データ使用量は、携帯電話会社の会員専用ページの料金明細よりチェック可能です。
是非一度、どのくらい自身が使用しているのか？を確認することをおすすめします。

OCNモバイルONEとpovoの通話料金と通話オプションを比較！

携帯"電話"ということで、当然、通話をすることも踏まえる必要があります。
ここからは、OCNモバイルONEとpovoの通話料金と通話オプションを比較していきましょう。

OCNモバイルONEの通話料金と通話オプション

	料金
通常の通話料金	22円/30秒
OCNでんわの通話料金	11円/30秒
OCNでんわ「10分かけ放題」	935円/月
OCNでんわ「トップ3かけ放題」	935円/月
OCNでんわ「完全かけ放題」	1,430円/月
050 plus	165円/月 固定電話：8.8円/3分 携帯電話：17.6円/1分

OCNモバイルONEでは、アプリ「OCNでんわ」（無料）のインストール後に、11円/30秒の国内通話料金が適用されます。

OCNでんわ「10分かけ放題」

月額935円にて、10分間の国内通話がかけ放題となるオプションです。

OCNでんわ「トップ3かけ放題」

その月の通話相手のうち、上位3名への国内通話がかけ放題となるサービス。
月額料金は935円です。

OCNでんわ「完全かけ放題」

月額1,430円にて、すべての国内通話がかけ放題となるオプションです。

050 plus

050から始まるインターネット回線を使用した通話オプションです。
特に固定電話との通話機会の多い方ほど、通話料金を節約できる可能性があるでしょう。

OCNモバイルONE公式サイト

povoの通話料金と通話オプション

	料金
通常の通話料金	22円/30秒
5分以内通話かけ放題	550円/月
通話かけ放題	1,650円/月

povoのオプションとして、5分以内の国内通話がかけ放題となる「5分以内通話かけ放題」（月額550円/税込）と、国内通話が対象となる「通話かけ放題」（1,650円/月）が用意されています。

povo公式サイト

OCNモバイルONEとpovoの通信環境を比較！

ここからは、OCNモバイルONEとpovoの通信環境を比較します。

OCNモバイルONEの通信環境

OCNモバイルONEはNTTドコモ回線を使用した格安SIMサービスです。

出典:OCNモバイルONE公式サイト
https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one/services.html

OCNモバイルONEの公式サイトで発表されている通信通信速度は8.17Mbpsとなっています。
続いて「みんなのネット回線速度」で計測された回線速度です。

出典「みんなのネット回線速度」
OCNモバイルONEを含む格安SIMサービスは、お昼と夕方の時間帯の通信速度の低下をどのように対処するのか？がカギになるでしょう。

povoの通信環境

povoはauの料金プランの一種であることから、au回線をそのまま使用しています。
「みんなのネット回線速度」にて計測された平均回線速度は次のとおり。

出典「みんなのネット回線速度」

OCNモバイルONEとpovoのスマホ販売を比較！

OCNモバイルONEは「スマホセット」、povoはauオンラインショップにて、スマートフォンを購入することが可能です。

OCNモバイルONE「スマホセット」

OCNモバイルONEの「スマホセット」は、音声SIMと対象端末を同時に購入することで、割安で最新のスマホを入手できるサービスです。

MNP乗り換えと対象オプションの加入にて、端末価格からの値引きが受けられます。
OCNモバイルONE「スマホセット」Androidスマートフォン

※2021年11月時点の在庫状況です
OCNモバイルONE「スマホセット」iPhone

※2021年11月時点の在庫状況です

OCNモバイルONE公式サイト

povo「auオンラインショップ」

povo2.0以降は、auオンラインショップにてスマホを購入することができるようになりました。
次の手順でauオンラインショップに進む形です。

auオンラインショップで販売中のiPhone

※2021年11月時点の在庫状況です
auオンラインショップで販売中のAndroidスマートフォン

※2021年11月時点の在庫状況です

auオンラインショップ公式サイト

OCNモバイルONEとpovo、それぞれどんな人におすすめ？

最後に総括する意味で、OCNモバイルONEとpovoのそれぞれにおすすめなタイプを紹介します。

OCNモバイルONEがおすすめなタイプ

OCNモバイルONE公式サイト

povoがおすすめなタイプ

povo公式サイト

まとめ

以上、OCNモバイルONEとpovoの比較でした！

OCNモバイルONEとpovoのそれぞれの特徴を踏まえた上で、固定費（携帯電話料金）を抑えるための選択肢として加えていただけると幸いです。

OCNモバイルONE公式サイトpovo公式サイト