「mineoとOCNモバイルONEどれだけ通信費節約できるんだろう?」こういった疑問があるかと思います。
mineoとOCNモバイルONEは、どちらも格安SIMを提供している事業者です。格安SIMに切り替えてお得に使いたい方も多いでしょう。
これから乗り換えをして、端末の通信費を節約したい方にとっては参考にできる内容になっています。
この記事ではmineoとOCNモバイルONEを比較し、通信費がどれだけ節約できるのか内容を詳しく解説します。
目次
mineoのメリット
mineoには以下の10個のメリットがあります。
まずはどんなサービスがあるのか確かめていきましょう。
- 大手キャリア3回線に対応している
- 解約手数料がかからない
- 「フリータンク」でパケットをシェアできる
- mineoをお試しで使える200MBコースがある
- 専用通話アプリで30秒/10円で利用できる
- 「mineoでんわ」で高速通信・低速通信の切り替えができる
- 無料でデザリングが使える
- 余ったデータ容量を翌月に繰り越せる
- パケット放題プランでデータ通信が使い放題
- 「mineo Wi-Fi by エコネクト」で国内10万スポット以上の Wi-Fiが使い放題
他にも「マイネ王」でmineoのスタッフや、ユーザーとの交流ができるコミュニティーを使って質問できる場所もあります。
mineoに相談しづらいことでも同じユーザー同士だと質問しやすいのでおすすめです。
OCNモバイルONEのメリット
OCNモバイルONEには、以下の10個のメリットがあります。
自分に合ったサービスがあるのか確認していきましょう。
- 「OCNでんわ」で通話料30秒/11円で利用できる
- 3種類の通話かけ放題プランから選べる
- 解約手数料がかからない
- 高速通信・低速通信の切り替えができる
- 通信速度は比較的安定している
- 申込みとセットで端末を購入するとお得
- 余ったデータ容量を翌月に繰り越せる
- 対象の音楽アプリが無料で使える
- OCN光とセットで毎月220円割引
- 1契約につき最大5枚までSIMカードを使える(家族でシェアも可能)
mineoとOCNモバイル通信費をどれだけ節約できるのか?
ここからは、mineoとOCNモバイルONEそれぞれで通信費をどれだけ節約できるのか方法を解説します。
格安SIMをよりお得に利用したい方はぜひ確認してください。
mineoで通信費を節約する方法
mineoで通信費を節約する方法は6つあります。
- 余ったデータを翌月に繰り越して使用する
- 「パケットシェア」で家族や友達とデータ容量を分け合う
- 「フリータンク」でmineoユーザー同士でギガをシェアする
- 高速通信・低速通信の切り替えでデータ容量の節約
- 「mineoでんわ」アプリを使って通話料を30秒/10円にする
- mineoに契約して家族割り・複数回線で55円割引を適用する
1.余ったデータを翌月に繰り越して使用する
mineoは余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができます。
たとえば、5GBプランに入っていて当月に1GB余ったとします。すると翌月は6GBからスタートするためデータ容量(パケット)をムダなく使用することができます。
また、繰り越せるデータ容量の上限はありません。仮に全く使わなかったとしても、翌月に繰り越せるのでムダなく節約が可能です。
翌月に繰り越したデータ容量(パケット)は、自動で優先して消費されるので手続きも必要ありません。
他にも「パケットチャージ」でデータ容量(パケット)を追加し、余った場合でも翌月に繰り越せるので安心です。
こちらも参考に!
2.「パケットシェア」で家族や友人とデータ容量を分け合う
パケットシェアは、当月に残ったデータ容量(パケット)を翌月にシェアメンバーに登録している人と共有できるサービスです。
パケットシェアの手順は以下の通りになります。
- パケットシェア変更を選択
- パケットシェアメンバーの登録
- 申込内容の確認
- パケットシェアメンバーからの承認をもらう
利用の際は事前に登録手続きが必要ですが、家族内で共有できればより余ったデータ容量(パケット)を分け合えるのでお得です。
パケットシェアも、繰り越したデータ容量(パケット)が翌々月までに消費されないと消滅してしまうので注意しましょう。
3.「フリータンク」でmineoユーザー同士でデータ容量をシェアする
フリータンクは、mineoのパケット(データ容量)をみんなでシェアできるサービスです。
パケットが足りないときは分けてもらい、余ったときはあげることもできます。
消滅しそうなパケットがあるときは、フリータンクに入れてmineoユーザーにシェアするといいでしょう。
一方、パケットが足りずシェアしてもらう場合は、mineoユーザーが貯めたパケットを1ヶ月間で合計1,000MBまでもらうことができます。
フリータンクの引き出す条件は以下の通りです。
- 利用期間:毎月21日〜末前日
- 1ヶ月の利用回数:2回まで
- 1ヶ月の利用容量:合計1,000MBまで(1回あたり500MBまで)
- データ残量が1GB以下場合のみ引き出せる
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4.高速通信・低速通信の切り替えでデータ容量の節約
mineo専用アプリ「mineoスイッチ」で「節約ON/OFF」ボタンを切り替えると高速通信・低速通信を切り替えられます。
アプリ内のボタンひとつで変更できるので、データ容量の消費を抑えたいときに「節約ON」にするとパケット消費がゼロで低速通信が利用できます。
たとえば、「明日は外でデータ容量(パケット)たくさん使いそうだから、今日は節約ONにしておこうかな」といった感じに自分で調整できるので、データ容量を節約してお得にしたい方にはおすすめです。
5.「mineoでんわ」アプリを使って通話料を30秒/10円にする
mineoの専用アプリ「mineoでんわ」は、通話料が30秒/10円です。
アプリを起動してから使うことになりますが、OCNモバイルONEより30秒あたりの通話料が1円安くなっています。あまり通話しない方はmineoでんわを利用するといいでしょう。
「mineoでんわ」の月額料金は無料で、通常より12円安く利用できるのでおすすめです。
6.mineoに契約して家族割り・複数回線で55円割引を適用する
mineoの料金割引には以下の2つがあります。
- 複数回線割引(回線を利用するごとに55円引き:最大10回線)
- 家族割引(家族契約するごとに55円引き:最大5回線)
家族割引は、3親等以内であれば利用でき、同棲パートナーや事実婚の方でも対象です。(mineoの定める3親等とは)
もし5人家族で家族割を利用する場合、55円×5人分=275円の割引が適用されます。割引額が少なく感じるかもしれませんが、年間にすると3,300円もお得にできます。
OCNモバイルONEで通信費を節約する方法
OCNモバイルで通信費を節約する方法は6つあります。
- 余ったデータを翌月に繰り越して使用する
- 通話が多い人は、完全かけ放題プランを使用する
- 高速通信・低速通信の切り替えでデータ容量の節約
- 月額550円から利用できる500MBプランにする
- 「OCN光」とセット契約し、月額220円割引を適用する
- 最大5枚のSIMカードでデータ容量をシェアする
1.余ったデータを翌月に繰り越して使用する
mineo同様、OCNモバイルでも当月で余ったデータ容量を翌月に繰り越して使用でき、手続きも不要です。
500MB〜30GB/月額コースまでは翌月末までデータ容量を繰り越せますが、110MB・170MB/日額コースでは翌日までしか繰り越しができないので注意しましょう。
たとえば、4月末で余ったデータ容量を月額コースで繰り越した場合、7月末日まで繰り越すことができます。
一方で日額コースは、繰り越した分の余ったデータ容量は翌日までしか残りません。
こちらでも解説中!
2.通話が多い人は、完全かけ放題プランを使用する
OCNモバイルONEには3つのかけ放題プランがあります。
- 10分かけ放題(月額935円)
- トップ3かけ放題(月額935円)
- 完全かけ放題(月額1,430円)
トップ3かけ放題は、月ごとに通話料が高かった人トップ3人までを自動で判別し、その上位3人までの通話料金が0円になる仕組みとなっています。
一方、完全かけ放題プランは通話無制限で利用できます。「時間を気にせず電話したい」「通話する相手もバラバラ」の方は、完全かけ放題プランにするとお得です。
mineoには完全かけ放題プランがないので、よく通話する方はOCNモバイルONEにすると通話料の節約ができるでしょう。
3高速通信・低速通信の切り替えでデータ容量の節約
こちらもmineo同様、OCNモバイルONE専用アプリを使って高速通信・低速通信の切り替えができます。
低速通信にしても最大200kbpsの速度で利用でき、データ容量の消費もありません。
LINEや画像の少ないウェブページの確認などは問題なく読める速さなので、上手く節約モードを使い分けるとデータ容量の節約になりお得です。
4.月額550円から利用できる500MBプランにする
OCNモバイルONEの500MBプランは月額550円で利用でき、mineoよりお得な最安値プランです。
使えるデータ容量が少ないのがデメリットですが、1ヶ月最大10分まで無料通話がセットでついています。
とにかく安く利用したい方は、OCNモバイルONEの500MBプランを利用するといいでしょう。
5.「OCN光」とセット契約し、月額220円割引を適用する
OCNモバイルONEには「OCN光モバイル割」があり、適用すると毎月220円の割引を受けられます。
OCN光をセットで契約すると1契約につき、毎月220円の割引が適用され、最大5契約まで可能です。
たとえば、OCN光とOCNモバイルONEをセット契約し、家族5人で5回線利用したとします。
すると1契約あたり220円割引なので、5人分で毎月1,100円の割引を受けることができます。
OCN光はフレッツ光回線を提供しているので、すでにフレッツ光回線を利用している方は、OCNに契約変更するとひかり電話の電話番号もそのまま使えます。
ただ、500MBの最安値プランではOCN光モバイル割が適用されないので注意が必要です。
6.最大5枚のSIMカードでデータ容量をシェアする
OCNモバイルONEは、契約のデータ容量を最大5枚のSIMカードでシェアすることができます。
家族5人でシェアする場合、家族それぞれで契約してしまうと料金プランが割高になってしまいます。
しかし、家族の1人がSIMカードを4枚申し込みをして家族に分け与える方法であればお得に利用できます。
たとえば、家族5人が別々で契約した場合、1GB/月コース(770円×5=2,310円)です。
一方、家族の1人が6GB/月コースで契約し、SIMカードをシェアすると1,320円になります。
そのため1GB多い6GB/月コースに契約しても、家族がそれぞれで契約するより990円もお得です。
まとめ
今回はmineoとOCNモバイルONEをそれぞれ比較し、通信費の節約方法を解説しました。
この記事をまとめると以下の通りです。
ポイント
- mineoでデータ容量節約するなら、「パケットシェア」「フリータンク」「mineoスイッチ」を活用する
- mineoの家族割で1人あたり55円、最大5人で毎月275円節約できる(年間3,300円)
- データ容量を全く使用しない場合、OCNモバイルONEがお得
- 毎月の通話時間が長い人はOCNモバイルONEがおすすめ
- フレッツ光回線を使用しているなら、OCNモバイルONEに転用して「OCN光モバイル割」を受けるとお得(1契約あたり220円割引)
この記事を参考に自分にあっているのか今一度確認しておきましょう。
どちらも格安SIMでお得なので、通信費を節約したい方はこれを機に乗り換えしてみてはいかがでしょうか。