「mineoの通信エリアはキャリアと違うの?」「キャリアからmineoに乗り換えたらつながらないエリアってあるのかな?」
このようなお悩みや疑問をお持ちの人は多いのではないでしょうか。
mineoはdocomo回線・au回線・Softbank回線の3つの回線が利用できる格安SIMです。
3つの回線が選べると聞いても、実際はキャリアより通信エリアが狭いのかな、通信エリアはどれくらい違うのかな、などの疑問は出てきてしまいますよね。
そこで、この記事ではmineoの通信エリアやmineoを快適に使うコツなどを説明していきます。
mineoの通信エリアについて
mineoの通信エリアは契約プランによっても異なりますが、基本的にはキャリアと同じ通信エリアとなります。
例えばAプラン(au回線)の場合は、auと同じ通信エリアになるということです。
Aプラン(au回線)の通信エリア確認方法
Aプラン(au回線)の通信エリアは「エリア」から確認できます。
音声通話のエリアを確認するときは「au 3Gサービスエリア」を、au VoLTE対応SIMの音声通話エリアを確認するときは「au 4G LTEサービスエリア」を確認してください。
利用するスマホやSIMカードによって、確認する項目が若干異なるため、確認する際は注意してください。
Dプラン(docomo回線)の通信エリア確認方法
Dプラン(docomo回線)の通信エリアは「通信・エリア」から確認してください。
VoLTE対応スマホで音声通話を行う場合は「ドコモXiエリア」を、VoLTE非対応スマホで音声通話を行う場合は「FOMAエリア」を確認しましょう。
Dプラン(docomo回線)は、使用するスマホによって確認する項目が変わるため、見る項目を間違えないようにしましょう。
Sプラン(Softbank回線)の通信エリア確認方法
Sプラン(Softbank回線)の通信エリアは「サービスエリアマップ」から確認可能です。
VoLTE対応スマホの場合は「Softbank 4G LTEサービスエリア」を、VoLTE非対応スマホの場合は「Softbank 3Gエリア」を確認してください。
使っているスマホによって、確認項目が変わるため注意しましょう。
mineoの通信エリアはキャリアと変わらないから安心!
ここまでmineoの各プランごとの通信エリアについて説明してきました。
ご覧いただいた方には伝わったと思いますが、mineoの通信エリアはキャリアと全く同じのため、mineoに乗り換えたからつながりにくくなったということはありません。
mineoの5G通信エリアについて
mineoは5G通信オプションを契約することで、5G通信が利用できる格安SIMです。
5G通信オプション | |
月額料金 | 220円 |
5G通信オプションは、月額料金220円の有料オプションサービスとなっているため、5G回線が開通していないエリアに住んでいる場合は契約してももったいないです。
そんな5G通信ですが、mineoで利用するためには2つの条件を満たしている必要があります。
- 5G通信対応エリアに住んでいる
- 5G通信対応スマホを所持している
mineoだから5G通信エリアが狭かったり、格安SIMだから5G通信エリアが狭かったりするわけではないため安心してください。
Aプラン(au回線)の5G通信エリア確認方法
Aプラン(au回線)の5G通信エリアは「エリアマップ」から確認できます。
「エリアマップ」にアクセスしたあと「5G」の項目を選んで、対応エリアを確認してください。
他の項目を選んでしまうと、5G通信エリアが確認できないため注意しましょう。
Dプラン(docomo回線)の5G通信エリア確認方法
Dプラン(docomo回線)の5G通信エリアは「サービスエリアマップ」から確認してください。
一点注意してほしいことは、Dプラン(docomo)のシングルタイムSMS機能ありでは、5G通信オプションは利用できないという点です。
またDプラン(docomo回線)の場合、5G通信オプションを契約すると3G通信が利用できなくなることも覚えておきましょう。
Sプラン(Softbank回線)の5G通信エリア確認方法
Sプラン(Softbank回線)の5G通信エリアは「サービスエリアマップ」で確認しましょう。
5G通信エリアを確認するときに4Gエリアや3Gエリアを調べないように注意してください。
mineoの5G通信対応スマホの確認方法
mineoで5G通信を利用するためには、各キャリアの対応エリアに住んでいる必要がありますが、5G通信に対応したスマホも持っていなければいけません。
5G通信に対応しているかどうかは、「動作確認済み端末検索」で調べられます。
5G通信を利用したいと考えている方は、mineoを申し込む前に必ず確認しておきましょう。
電波状況が悪いエリアでもmineoを使うコツ
繰り返し説明しているとおり、mineoの通信エリアはキャリアと同じです。
そのため、現在使っているキャリアがつながるエリアであれば、mineoでも問題なく利用できます。
ですが、そもそも現在使っているキャリアで電波状況が悪い場合は、どうすればよいのか困ってしまいますよね。
そこで、ここからは電波状況が悪いエリアでもmineoを使うコツを紹介していきます。
住んでいるエリアの周波数帯にあったプランを選ぶ
少し難しい話になってしまいますが、キャリアの回線には「周波数帯」というものがあります。
周波数帯には、「通信速度が速い周波数帯」や、「つながりやすさを優先した周波数帯」など、種類が分けられています。
つまり、住んでいるエリアが電波状況が悪い場合は、「つながりやすさを優先した周波数帯」が選べることが大切になるのです。
- Aプラン(au回線):800MHz帯(Band18)
- Dプラン(docomo回線):800MHz帯(Band19)
- Sプラン(Softbank回線):900MHz帯(Band8)
各プラン(各キャリア)の「つながりやすさを優先した周波数帯」は上記の3つです。
これら3つの周波数帯に注力しているほど、電波がつながりにくい地域でも、つながる可能性が高まります。
例えば、現在docomoを契約しており、電波がつながりにくいと感じる場合は、mineoのau回線を選ぶなどを行うことが改善される可能性があります。
地域によってどこの回線がつながりやすいか変わってくるため、各キャリアのエリア確認ページで調べてみると良いでしょう。
複数の周波数帯に対応したスマホを選ぶ
先ほど周波数帯について説明しましたが、次はスマホの選び方についても説明していきます。
2021年11月現在、非常に多くのスマホが販売されていますが、スマホによって使える周波数帯は異なります。
この場合は、格安SIMが影響しているのではなく、格安SIMに乗り換えたタイミングで買い替えたスマホが影響していることもあるのです。
一例としてAmazonで購入できる「Ulefone Note 9P」の周波数帯をご覧ください。
Ulefone Note 9P | |
周波数帯域 | B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28A/28B |
上記の周波数帯を見てみると、Aプラン(au回線)のつながりやすい周波数帯「Band18」に対応していないことがわかります。
Dプラン(docomo回線)のBand19やSプラン(Softbank回線)のBand8には対応していますが、Aプラン(au回線)のみ対応していません。
つまり上記のスマホを使う場合は、Aプラン(au回線)を選んでしまうと、つながりにくくなる可能性があるということです。
購入するスマホの対応周波数帯によって、最適な料金プランが異なる可能性があるため、mineo以外でスマホを購入したい方は覚えておきましょう。
mineoの通信エリアが心配なときはプチ体験を試そう
ここまでmineoの通信エリアについて説明してきましたが、各キャリアのページを確認しなければいけなかったり、スマホによって若干異なったりと調べることが多いですよね。
そんなときはmineoで用意されている「プチ体験」を試してみましょう。
お試し200MBコース
お試し200MBコースは、月額料金330~1,100円で利用できる料金プランです。
お試し200MBコース | |
基本料金 | シングルタイプ:330円 デュアルタイプ:1,100円 |
データ容量 | 200MB |
契約事務手数料 | 550円 |
SIMカード発行料 | 440円 |
利用期間 | 最大2カ月 |
選べるプラン | Aプラン/Dプラン/Sプラン |
お試し200MBコースの基本情報は上記のとおりです。
シングルタイプはデータ通信専用SIMですが、電波のつながり具合を確認するのであればシングルタイプで問題ありません。
契約事務手数料など込みで1,320円でmineoのエリアを体験できます。
またお試し200MBコースであれば、Aプラン(au回線)・Dプラン(docomo回線)・Sプラン(Softbank回線)のいずれかが体験できるため、気になっている料金プランが選べます。
mineoプリペイドパック
mineoプリペイドパックは、お手持ちのスマホのSIMカードを入れ替えて簡単な設定を行うだけでmineoが試せるサービスです。
mineoプリペイドパック | |
基本料金 | 220円 |
データ容量 | 200MB |
SIMカードのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
mineoプリペイドパックは、お試し200MBコースと比べて、契約事務手数料が無料・SIMカード発行料が無料という特徴があります。
手数料などが発生しないためプリペイドパックを選びたくなるところですが、プリペイドパックはDプラン(docomo回線)しか利用できません。
つまりAプラン(au回線)やSプラン(Softbank回線)のエリアを確認したいときはmineoプリペイドパックは使えないため注意しましょう。
まとめ
この記事ではmineoの通信エリアについて紹介してきました。
mineoは大手3大キャリアのau・docomo・Softbankから回線網を借りて提供しているサービスのため、通信エリアも3大キャリアと全く変わりません。
mineoに乗り換えたからといって、3大キャリアのときより繋がりにくくなることもないため安心してください。
ただし、docomo回線で繋がりやすかったエリアで、au回線に乗り換えた場合などは繋がりやすさが変わる可能性があります。
またAmazonなどでSIMフリースマホを購入した場合なども、購入するスマホによっては周波数帯の影響で繋がりにくくなることも考えられます。
これらのことを頭に入れてから、mineoへの乗り換えをおすすめします。
どうしてもmineoの通信エリアが不安な場合は「お試し200MBコース」や「mineoプリペイドパック」を試してから契約すると良いでしょう。