「LINEMOってテザリングできるの?」「LINEMOに乗り換えたいけどテザリングができるのか心配…」
このようなお悩みをお持ちの人は多いのではないでしょうか。
LINEMOはソフトバンクが提供する格安プランです。
ソフトバンクが提供するプランの中でも月額料金が安く抑えられているため、乗り換えたいユーザーが続出しています。
ですがLINEMOでテザリングができるのかわからなくて、乗り換えを躊躇してしまうという人は多いでしょう。
そこで、この記事ではLINEMOでテザリングができるのか、LINEMOでテザリングを行うときに追加料金は発生するのかなどを説明していきます。
LINEMOへの乗り換えを検討している人や、LINEMOでテザリングを行いたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
LINEMOはテザリングが無料で利用できる
ソフトバンクのLINEMOはテザリングが無料で利用できます。
追加料金などは一切発生しないため、契約しているプランのデータ容量分使えますよ。
申込みも不要なので、開通すればすぐ使える点も便利です。
LINEMOのテザリングは20GBか3GB以内なら自由に使える
LINEMOには毎月20GB使えるスマホプランと毎月3GB使えるミニプランの2種類の料金プランがあります。
スマホプラン | ミニプラン | |
月間データ容量 | 20GB | 3GB |
月額料金 | 2,728円 | 990円 |
テザリング | 可 | 可 |
データ容量超過後の通信速度 | 1Mbps | 300kbps |
どちらの料金プランもテザリングは利用できますが、テザリングを使う前提の場合はスマホプランの契約がおすすめです。
毎月20GB使えるため、テザリングを使ってもデータ容量を使い切りにくいプランとなっています。
また、仮にデータ容量を使い切ったとしても、最大通信速度1Mbpsで利用できるのもポイント。
ミニプランは月額料金自体は安く抑えられていますが、使えるデータ容量が3GBしかありません。
3GBしか使えない場合はテザリングで使ってしまうとデータ容量をすぐに使い切る可能性が高くなります。
さらに、ミニプランはデータ用量を使い切った場合、速度が300kbpsに制限されてしまうため、使い勝手が悪くなる可能性があると覚えておきましょう。
料金についてもっと詳しく知りたい方はこちら!
LINEMOのテザリング対応スマホは?
月額料金不要で利用できるLINEMOのテザリングですが、テザリングを使うためにはスマホ側がテザリングに対応している必要があります。
LINEMOのテザリング対応スマホは以下のページから確認できます。
上記のページを確認するとiPhone13シリーズを含めたiPhoneシリーズなどは、テザリングが行えることがわかります。
ただし、一部のAndroidスマホなどはテザリングが使えないことがあるため、テザリングを使いたい人は一度動作確認端末を確認しておきましょう。
LINEMOのテザリング設定方法
ここからはLINEMOのテザリングを使うための設定方法を紹介していきます。
iPhoneとAndroidで設定手順が若干異なるため、それぞれ分けて説明していきます。
iPhoneでのテザリング設定方法
まずはiPhoneでのテザリング設定方法から説明していきます。
- iPhoneの設定アプリを開く
- モバイル通信を選ぶ
- インターネット共有の項目を選ぶ
- WiFiのパスワードをタップして任意のパスワードを設定する
- 「ほかの人の接続を許可」をオンに切り替える
- テザリング接続したいデバイスでインターネット設定画面を開く
- SSIDリストでiPhoneを選んで設定したパスワードを入力して完了
iPhoneでテザリングを行う手順は上記のとおりです。
初めてテザリングを行うときは上記の手順が必要になるため、忘れずに設定しておきましょう。
iPhoneのテザリング解除方法
設定方法を知ったあとは解除方法も知っておきましょう。
テザリングは設定したままだとバッテリー消費が激しくなってしまうため、テザリングを行わないときは解除しなければいけません。
- iPhoneの設定アプリを開く
- モバイル通信を選ぶ
- インターネット共有の項目を選ぶ
- 「ほかの人の接続を許可」をオフに切り替える
iPhoneのテザリング解除の方法は上記のとおりです。
テザリングの利用が終わったあとは、必ず上記の手順でテザリング設定をオフにしておきましょう。
Androidでのテザリング設定方法
次はAndroidでのテザリング設定方法を紹介します。
- Androidの設定アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」を開く
- 「アクセスポイントとテザリング」を選ぶ
- 「WiFiアクセスポイント」を選び「アクセスポイント名」「アクセスポイントパスワード」を設定する
- 「WiFiアクセスポイント」をオンに切り替える
- テザリング接続したいデバイスでインターネット設定画面を開く
- 設定したアクセスポイントを選び設定したパスワードを入力して完了
Androidスマホの設定方法は上記のとおりです。
注意点として、利用するAndroidスマホによって若干名称や設定画面が異なる可能性があります。
そのため、上記の設定方法を参考にして、似た名称のものを選んでいくとよいでしょう。
Androidのテザリング解除方法
Androidスマホの場合も、iPhoneと同じくテザリングを使ったあとは解除しておかないとバッテリー消費が激しくなってしまいます。
そのため、テザリングを使ったあとは解除することを忘れないようにしましょう。
- Androidの設定アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」を開く
- 「アクセスポイントとテザリング」を選ぶ
- 「ほかの人の接続を許可」をオフに切り替える
Androidのテザリング解除の手順は上記のとおりです。
繰り返しになりますが、テザリングは解除設定を行っておかないとバッテリー消費が激しくなります。
テザリングを使い終わったあとは、忘れずに設定を解除しておきましょう。
LINEMOでテザリングを使うときの注意点
ここからはLINEMOでテザリングを使うときの注意点をまとめていきます。
事前に知っておかないと困ることもあるため、LINEMOに申し込む前に知っていきましょう。
月間データ容量を超えて高速通信を行うときは1GBあたり550円の料金が発生する
LINEMOはスマホプランなら毎月20GB、ミニプランなら毎月3GBが使えるデータ容量の上限となります。
スマホプランの場合、20GBを使い切ってしまうと最大通信速度が1Mbpsに制限されてしまうため使い勝手が若干悪くなってしまいます。
これらのデータ容量の上限を超えたあとにテザリングを高速通信で使いたい場合は、データ容量を追加購入しなければいけません。
LINEMOは、データ容量の追加購入に対応しており1GBあたり550円の価格になります。
高額な追加料金が発生するわけではありませんが、追加購入しすぎると高額請求につながる可能性があるため注意しましょう。
通信速度が制限されることがある
LINEMOは、毎月のデータ容量を使い切ってしまうと通信速度が制限されます。
ですが、他にも通信品質やネットワーク利用の公平性確保のために通信速度が制限されることもあるのです。
LINEMOの公式サイトには以下のような記載があります。
通信が混雑し、または通信の混雑が生じる可能性がある場合、ネットワーク全体の品質を確保するため、通信の種類及び内容にかかわらず、同じ設備を利用している通信量が多い回線から順に、通信速度を他の回線と同じ水準まで一時的に制御する場合があります。この通信速度制御は混雑が緩和されるとただちに解除されます。
(引用:LINEMO 通信速度の制御について)
どのくらいの頻度で発生するのかなど、詳しい条件はわかりませんが、テザリングを使っているとデータ容量は消費しやすいです。
そのため、上記の通信速度の制限などにかかる可能性があると覚えておいたほうがよいでしょう。
パソコンでテザリングを利用する場合はデータ容量の消費が激しい
テザリング接続を行ってパソコンを使用する場合、スマホで使っているときよりもデータ容量の消費は激しくなりやすいです。
パソコンはスマホと比べて、画面が大きく一度に使うデータ容量が大きかったり、バックグラウンドで動くアプリが多いことが影響しています。
LINEMOはテザリング自体は無料で行なえますが、使えるデータ容量は毎月3GBor20GBと限られているため、使いすぎると通信制限にかかりやすいです。
そのため、パソコンでテザリングを行う場合は、パソコン側でデータ容量を消費しすぎないように設定しておくとよいです。
- 設定を開く
- 「ネットワークとインターネット」を開く
- 「WiFi」をクリックして「既知のネットワークの管理」をクリックする
- テザリングのネットワークを選択して「プロパティ」をクリックする
- 「従量課金接続として設定する」をオンにする
- 再度「ネットワークとインターネット」を開く
- 「データ使用状況」を選ぶ
- データ通信量の上限を入力する
Windowsパソコンの場合は、上記の設定を行うことでテザリング使用時のデータ使用量の上限を定められます。
テザリング使用時のデータ通信量の使いすぎを防止できるため、事前に設定しておきましょう。
スマホのバッテリー消費が激しくなる
テザリング接続中は、スマホでデータ容量を消費しているときよりも、スマホ本体のバッテリー消費が激しくなってしまいます。
とくにテザリングを行っている時間が長いほどバッテリー消費は激しくなってしまうため、バッテリー消費にも注意しましょう。
長時間テザリングを行う予定の場合は、テザリングの接続方法を見直してみるとよいでしょう。
WiFiテザリング | Bluetoothテザリング | USBテザリング | |
メリット | 通信速度が比較的速い 使えるスマホが多い |
バッテリー消費が比較的少ない テザリングのオン/オフが切り替えやすい |
通信速度が速い 充電しながらテザリングできる |
デメリット | バッテリー消費が速い テザリングのオン/オフが切り替えにくい |
通信速度が遅い | USB端子が必要 1台しか接続できない |
テザリングには「WiFiテザリング」「Bluetoothテザリング」「USBテザリング」の3つの接続方法があります。
それぞれメリット・デメリットが異なりますが、バッテリー消費を抑えたい場合はUSB接続がおすすめです。
USB接続であれば、スマホ本体を充電しながらテザリング接続できるため、バッテリーの消費を抑えられます。
長時間テザリングを行う場合は、USBケーブルを用意してUSB接続でテザリングを行うとよいでしょう。
パスワード設定を忘れずに行う
テザリングを利用する場合は、接続する際のパスワード設定を忘れずに行ってください。
WiFi接続でテザリングを行う場合、パスワードの入力を必要にしていないと、周辺にいる人がテザリング接続できる状態になってしまいます。
つまりカフェなどでテザリングを行うと、周囲の人が勝手にテザリング接続できる状態になるため、データ容量の消費が激しくなったり、バッテリー消費が激しくなったりしてしまいます。
また、最悪の場合はデータが盗まれてしまう危険性もあるため、テザリングを行うときはパスワードの設定を忘れずに行いましょう。
まとめ
この記事ではLINEMOのテザリングについて紹介してきました。
LINEMOはスマホプランとミニプランの2種類の料金プランがありますが、どちらの料金プランでもテザリングは無料で利用できます。
ただし、テザリングをする前提で契約する場合は毎月20GB使えるスマホプランの契約がおすすめです。
また、テザリングはデータ消費量が激しくなったり、バッテリー消費が激しくなったりするデメリットがあります。
これらのデメリットは、この記事で紹介した対策を行うことで軽減できるため、テザリングを行うときはこのページを参考に設定を行ってくださいね。
LINEMO公式サイト