現在ソフトバンクを使っていて、テレビCMなどで見かけるLINEMOが気になっている!という方も少なくないでしょう。
LINEMOはソフトバンクが展開している格安プランで、乗り換えれば固定出費を大幅に下げられてお得です!
手持ちのiPhoneや自分で他から購入したiPhoneを、そのままLINEMOで使うこともできますよ。
この記事では、LINEMOでiPhoneを使いたい人のために、LINEMOの特徴やiPhoneをLINEMOで使う際の注意点・設定方法などについて解説します。
目次
LINEMOはソフトバンクの格安料金プラン!ソフトバンクから乗り換えるメリットは?
LINEMOはソフトバンクが展開している料金プランで、インターネット上で申し込めます。
Yモバイルもソフトバンクが展開していますが、Yモバイルは別ブランドの「格安SIM」、LINEMOはあくまで本家ソフトバンクの料金プランの1つです。
ソフトバンクよりも、LINEMOは月額料金が安い!
なんと言っても魅力的なのが、ソフトバンクよりLINEMOのほうが月額料金が安いことです。
ソフトバンクとLINEMOの料金比較 | |||
LINEMO | ソフトバンク(通常料金) | ソフトバンク(おうち割・家族割適用時の最安価格) | |
小容量(1~3GB) | 990円(3GB) | 3,278円(1GB)、4,378円(2GB)、5,478円(3GB) | 2,178円(1GB)、3,278円(2GB)、4,378円(3GB) |
大容量・使い放題 | 2,728円(20GB) | 7,238円(使い放題) | 4,928円(使い放題) |
見てのとおり、LINEMOの小容量3GB・ミニプランは月額990円で、ソフトバンクの割引適用時の1GBと比べても半額以下なっています。
大容量プランは、20GBの上限まで使えればOKならLINEMOの方が割安です。
20GBで足りない場合は、ソフトバンクで使い放題のメリハリ無制限を選ぶのがおすすめとなりました。
もっと詳しく知りたい方はこちら!
通信品質はソフトバンクの高品質!高速で通信可能
LINEMOはソフトバンクの1プランということで、ソフトバンクの高品質な回線を使って高速で快適に通信できます。
他の格安SIMだと多くの場合、キャリアから一部分を借りた回線でのサービス提供となるので、お昼などに混み合って速度が下がってしまいます。
いつでもどこでも快適にスマホを使えるのは、LINEMOの魅力ですよ。
LINEMOは、通信量を使い切った速度制限時も3GBプランで300kbps・20GBプランで1Mbpsのスピードが出ます。
3GBプランでは制限時に文字中心のSNSやメッセージアプリ、Webサイト閲覧などを快適に利用可能、1Mbpsプランならある程度画像が多いSNSなどを見たり、動画を楽しんだりもできますよ。
こちらでも解説中!
LINE使い放題!
LINEMOには「LINEギガフリー」機能があり、LINEでトークや音声通話・ビデオ通話をする際にデータ消費がありません。
速度制限中でもLINEは制限なく、快適に通信できますよ。
ソフトバンクからLINEMOへ乗り換えるデメリット
ソフトバンクの1プランであるLINEMOですが、ソフトバンクから乗り換えるといくつか使えなくなる機能・サービスがあります。
キャリアメールを使えない
LINEMOでは、キャリアメールが使えません。
ソフトバンクメールを活用している方は、Gmailなどを用意して連絡手段を変更しておかなければいないことにご注意ください。
ただし、月額300円程度の「キャリアメール持ち運びオプション」を利用すれば大手キャリアのメールアドレスを引き続き使う事が可能です。
店舗サポートやYahoo!プレミアム特典はない
LINEMOは店舗でのサポートに非対応、申込みもネット受付のみです。
注意!LINEMOでiPhoneは販売されていない
以上のとおりメリット・デメリットが様々なLINEMOですが、iPhoneを使う際に気をつけたい点があります。
LINEMOでは、iPhone以外も含めてスマートフォンが一切販売されていません。
ソフトバンクなどで購入したiPhoneの利用は可能
LINEMOではスマートフォンが販売されていないものの、様々なキャリアで販売されていたスマートフォンの動作確認が行われています。
LINEMOでは、ソフトバンクやau、ドコモ、ワイモバイル、SIMフリーのiPhoneを6sシリーズ以降のモデルなら問題なく利用可能です。
ソフトバンクなどでスマホのみ購入・LINEMOで使うことが可能
大手キャリアで取り扱われているiPhoneは、本体だけを売ってもらうこともできます。
お店に行って「回線契約はなしで、本体だけ売って欲しい」と申し出れば、在庫があれば売ってもらえますよ。
キャリアで展開されている、2年後などに返却することで端末代を抑えられるプログラムも利用可能です。
手軽にiPhoneを入手してLINEMOで使いたい場合は、検討してみてください。
LINEMO公式サイト
キャリア版のiPhoneは、12シリーズまでSIMロック解除が必須!
キャリア版iPhoneを購入してLINEMOで使う場合に注意したいのは、iPhone 12シリーズまでは楽天モバイル版を除き「SIMロック」がかかっていることです。
My docomoやMy au、My SoftBankといったキャリアのマイページから、無料でSIMロック解除を行えます。
口座振替で分割購入している場合は、「前回のSIMロック解除」か「端末の購入」から101日目以降になればSIMロックを解除可能です。
またソフトバンクでは、2021年5月12日以降に買ったiPhoneなら12シリーズ以前も購入時点でSIMロックが解除されているので、個別の手続きは不要です。
手持ちのソフトバンク・Yモバイル版iPhoneはLINEMOへの乗り換え時に自動で解除可能
ソフトバンクやYモバイルで購入したiPhoneは、元々SIMロックがかかっていた機種でも、LINEMOへ乗り換える際に自動でSIMロックが解除されます。
面倒な手続き不要なので、手軽に乗り換えられますね。
iPhoneはApple StoreやAmazonなどでも購入可能!購入価格はキャリアより安い
iPhoneは、Apple StoreやAmazonなどの通販サイトでも取り扱いがあります。
また通販サイト等でiPhoneを購入する場合は、端末価格がキャリア版より安いメリットもあります。
参考までに、ドコモ、au、ソフトバンク版iPhone 13(128GB)とApple Store版の価格を比べてみました。
iPhone 13(128GB)の価格比較 | |
SIMフリー(Apple Store) | 98,800円 |
ドコモ | 111,672円 |
au | 115,020円 |
ソフトバンク | 115,920円 |
見てのとおり、Apple StoreなどのSIMフリー版価格はキャリアよりも1万円以上割安となっています。
できるだけ本体価格を安上がりに抑えたい場合は、SIMフリー版を買うのがおすすめですよ。
キャリア版も2年後に返却するなら割安
ただしキャリア版も、2年後に返却することで代金を抑えられるプログラムを利用するなら価格を安く抑えられます。
例えば、iPhone 13の128GB・ソフトバンク版は2年後の返却で実質57,960円です。
2年で機種変更をするならキャリア版で返却プログラムを利用、2年以上じっくり使い続けるなら本体代金が安いSIMフリー版iPhoneを購入しましょう!
中古のiPhoneも利用可能
ゲオやじゃんぱら、ソフマップなどで売っている中古のiPhoneを使ってもOKです。
中古品でも、SIMロック解除済みやSIMフリーモデルならそのまま使えます。
SIMロックがかかっているものは、My docomoなどで解除してからでなければ使えないのでご注意ください。
中古iPhoneは傷などがあったり、バッテリーが劣化したりしていることもあるので気をつける必要があります。
また前所有者が端末代金をまだ支払っている途中で、支払いが滞るなどのトラブルを起こした場合は、突然利用できなくなることもあります。
トラブル時に保証があるゲオなどの店舗で買っておけば、端末交換や返金などで対応してもらえるので安心ですよ。
LINEMOでiPhoneを使う方法は?設定について解説!
最後に、LINEMOでiPhoneを使う手順・設定方法について解説します。
iPhoneにおけるLINEMOの設定方法はとてもかんたんで、あっという間に完了しますよ。
まずはLINEMOを契約!
まずはLINEMOの公式サイトにアクセスして、「申し込む」ボタンから契約を行いましょう。
画面の指示に従って住所・氏名やプラン、支払い方法などを登録すればOKです。
契約手続きを終えれば、自宅にSIMカードが送られてきます。
SIMを入れてアップデートをすれば通信設定完了!
iPhoneでLINEMOのSIMを使うには、まずiPhoneのOSを最新にアップデートしましょう。
設定アプリの「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から、アップデートを行えます。
あとはSIMカードを本体に入れて設定アプリを再び開き、「一般」→「情報」と進んで数秒待ちましょう。
画面に「キャリア設定アップデート」が表示されるので、アップデートを行えば設定は完了です。
iPhoneをeSIMで使いたい場合の設定方法は?
LINEMOはeSIMに対応しているので、iPhoneのXS・XR以降を使っている人はeSIMでも契約できます。
eSIMは、SIMカードの通信・通話用データだけをインターネットからダウンロードして使えるSIMで、SIMが自宅に届くまで数日待つ必要がありません。
アプリを使わない場合はタブレットやパソコンなどのネット対応端末を用意したうえで、以下の手順を進めましょう。
- LINEMOの申込みをeSIMを選択して行い、審査が完了すると「eSIMプロファイルのダウンロードのお知らせ」メールが届く
- パソコンなど、iPhone以外の端末でメールを開き、指示に従ってワンタイムパスワードを受け取る
- ワンタイムパスワードを入力し、QRコードを表示する
- iPhoneで設定アプリを開き「モバイル通信」の「モバイル通信プランを追加」を選ぶ
- カメラでQRコードを読み取る
なおタブレットなどを持っていない場合はすべての手順をiPhoneで行ってもOKです。
最後のカメラでQRコードを読み取る代わりに、QRコード画面に書かれている「SM-DP+アドレス」と「アクティベーションコード」を入力すればeSIMを設定できますよ。
LINEMO公式サイト
まとめ
今回は、LINEMOをiPhoneで使えるかどうかや設定方法、LINEMOのメリット・デメリットについて解説しました。
LINEMOではiPhoneが販売されていないので、自分で端末を用意する必要はありますが、6s以降のモデルであれば問題なく利用可能です。
SIMロックがかかっているiPhoneを使う場合は、ソフトバンク・Yモバイルユーザーの方以外は事前に解除しておきましょう。
今回の解説を参考に、LINEMOでのiPhoneの利用について検討してみてください。
LINEMO公式サイト