UQモバイルに乗り換えるにあたって、今使っているスマートフォンをそのまま利用できるのかは気になるところですよね。
もしも使い回せないなら、新しいスマホを購入しなければいけません。
この記事では、UQモバイルで使える機種や販売されている機種について詳しく解説します。
目次
UQモバイルはau回線の格安SIM!通信費の節約に最適!
UQモバイルは、KDDIが展開しているau回線の格安SIMです。
UQモバイルの料金プラン | |||
くりこしプランS+5G | くりこしプランM+5G | くりこしプランL+5G | |
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
速度制限時の通信速度 | 300kbps | 1Mbps | 1Mbps |
月額料金はあまりスマホをたくさん使わない人なら十分な容量の3GBなら1,628円、ある程度動画や音楽などを楽しむ人向けの15GBは2,728円です。
動画やアプリのダウンロード、ゲームなどをたくさんする人向けの25GBでも月額3,828円と、4,000円を切る価格で利用できますよ。
例えばauの「ピタットプラン」の場合、たった1GBの利用でも3,278円かかってしまいます。
auで大容量の使い放題プラン・使い放題MAXを契約すると、月額7,238円です。
UQモバイルなら1,000円台~4,000円程度でスマホを持てるので、固定出費を一気に抑えられてお得ですよ!
料金についてもっと詳しく知りたい方はこちら!
auでんきやauひかりなどとセットで料金が割引に!
UQモバイルの「自宅セット割」を利用すれば、月額料金が3GB990円などさらにお得になります。
自宅セット割適用後の月額料金 | |
くりこしプランS+5G(3GB) | 990円 |
くりこしプランM+5G(15GB) | 2,090円 |
くりこしプランL+5G(25GB) | 2,970円 |
セット割を利用するには、電力自由化のサービス・auでんきか、auひかりなどの対象インターネット回線の契約が必要です。
筆者も実際に、auでんき(UQでんき)とくりこしプランS+5Gを契約して自宅セット割を利用しています!
auでんきはとくに電気代が高くなったりせず、PontaポイントをもらえたうえでUQモバイルの料金を抑えられるのでなかなか便利に感じていますよ。
UQモバイルで使える機種は?手持ちのスマホをそのまま使えるの?
UQモバイルを使うには、対応するスマートフォンの用意が必要です。
対応するスマホを既に持っているなら新しく購入する必要はなし、持っていない場合は乗り換え時にセット購入をするのがおすすめですよ。
UQモバイルでは様々なスマートフォンが動作確認済み
UQモバイル公式サイトの「製品」ページにある「動作確認端末一覧」では、手持ちのスマートフォンがUQモバイルで使えるかどうかの情報が掲載されています。
販売されていたキャリアや端末の製造メーカーなどを選んだり、キーワード検索で端末名を入力したりすることで、手持ちの機種を絞れます。
例えばドコモ版のiPhone 11 Proを検索してみると、問題なく利用できることが確認できました。
ドコモやSoftbankのスマホは、SIMロック解除が必要!
ドコモやSoftbankスマホの場合、2021年10月以降に発売された機種を除くと標準でSIMロックがかかっている場合がほとんどです。
au以外のキャリアによるSIMロックがかかっているスマートフォンは、UQモバイルで使うために「SIMロック解除」をしなければいけません。
SIMロック解除はドコモショップなどで行うと3,300円の有料ですが、ネット上で行えば無料で手続きを終えられますよ。
My docomoやMy Softbankへアクセスし、SIMロック解除を行いましょう。
口座振替で分割払いしている場合は、前回のSIMロック解除か端末の購入から101日目以降になればSIMロックを解除できますよ。
auスマホも、一部の機種はSIMロック解除が必要!そもそも非対応な機種もあるので注意!
auスマートフォンは基本的にそのままでUQモバイルを利用できますが、例外としてiPhone 6s~7シリーズなど一部の機種はSIMロック解除が必要です。
主に2015~2016年頃に発売された機種が対象なので、動作確認端末リストからSIMロックが必要かどうかをチェックしてみてください。
また3G時代の機種など、古いau端末はUQモバイルに非対応なことにも注意が必要です。
ドコモやSoftbankのAndroidスマホは、UQモバイルと相性が悪い機種も多い
iPhoneならSIMロックを解除すればどのキャリアの回線でも問題なく使えますが、Android端末はちょっと状況が異なります。
ドコモやSoftbankのAndroidスマホは、auで使われている電波の「周波数帯」に対応しきれていない機種もあります。
XperiaやGalaxyなどが当てはまり、電波の相性が悪い端末だと室内や地方、障害物の多い場所などで電波が弱くなりやすいことに注意が必要です。
具体的には、手持ちのスマホが「Band18」や「Band26」という周波数帯に非対応だと電波が繋がりづらくなります。
ドコモやSoftbankのSIMロック解除ページで端末ごとの対応する周波数帯をチェックできるので、調べてみましょう。
手持ちの機種を使う場合はAPN設定が必要!
UQモバイルで手持ちのスマホを使う場合は、APN設定という手続きが必要になります。
あとはページ内に記載のURLからプロファイルをダウンロードし、設定アプリを開けばインストールができます。
Androidでは設定アプリを開き、「ネットワークとインターネット」設定の「モバイルネットワーク」→「APN」といった項目へ移動し、以下の必要事項を設定画面で入力・保存しましょう。
UQモバイルのAPN設定 | |
名前 | UQモバイル※自由に記入してOK |
APN | uqmobile.jp |
ユーザー名 | uq@uqmobile.jp |
パスワード | uq |
認証タイプ | CHAP |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNタイプ | default,mms,supl,hipri,dun |
あとは「UQモバイル」をリストから選択して適用すれば、通信や通話ができるようになりますよ。
手持ちのスマホを使えない場合は、UQモバイルでセット購入するのがおすすめ!
手持ちのスマートフォンをUQモバイルで使えないことがわかった場合は、UQモバイルで新しい機種を購入するのがおすすめです。
UQモバイルではiPhone・Android共に、たくさんの端末が販売されていますよ。
端末代を割引にすることも可能で、特にドコモやSoftbankから乗り換えるなら最大2.2万円程度の高額な割引を受けられる傾向にあります。
なおUQモバイルで取り扱いがない機種を使いたい場合は、auショップで新しいiPhoneなどを本体のみで購入してUQモバイルで使うこともできますよ。
家電量販店などで、au回線に対応するSIMフリーのスマートフォンを買って使ってもOKです。
UQモバイルではiPhoneが4機種販売中!
UQモバイルでは、たくさんのiPhoneが販売されています。
2021年最新のiPhone 13シリーズこそまだ取り扱いがありませんが、iPhone 12や12 mini、11、SE第2世代といった端末が販売中です。
iPhone 12とiPhone 12 miniは2020年発売のiPhone
iPhone 12シリーズは、無印モデルとminiの2種類がUQモバイルで販売されています。
iPhone 12シリーズ(64GB)の主なスペック | ||
iPhone 12 | iPhone 12 mini | |
価格(ドコモ・Softbankからの乗り換え、プランM/L契約時) | 72,485円 | 49,650円 |
CPU | A14 Bionic | |
画面 | 6.1インチ、2,532×1,170 | 5.4インチ、2,340×1,080 |
重さ | 162g | 133g |
カメラ | アウトカメラ1,200万画素+1,200万画素/インカメラ1,200万画素 |
無印モデルは画面が大きく、動画やゲームなどをより見やすい表示で楽しめます。
miniは片手でも持てるコンパクトサイズが魅力なので、スマホをポケットなどに入れて手軽に持ち歩きたい人におすすめです。
2020年発売で比較的新しい機種なので、今後4~5年程度はアップデートに期待できます。
できるだけ長く、快適にiPhoneを使い続けたい方は、12シリーズを検討してみてください。
価格重視の人にはiPhone SEや11がおすすめ
2019~2020年春発売でちょっと古い機種になりますが、UQモバイルではiPhone 11やSE第2世代も販売されています。
iPhone 11、SE第2世代(64GB)の主なスペック | ||
iPhone 11 | iPhone SE第2世代 | |
価格(ドコモ・Softbankからの乗り換え、プランM/L契約時) | 44,235円 | 33,270円 |
CPU | A13 Bionic | |
画面 | 6.1インチ、1,792×828 | 4.7インチ、1,334×750 |
重さ | 194g | 148g |
カメラ | アウトカメラ1,200万画素+1,200万画素/インカメラ1,200万画素 | アウトカメラ1,200万画素/インカメラ700万画素 |
iPhoneはアップデートが長いので、SE第2世代や11も少なくとも3~4年程度は最新OSで利用できる可能性が高いです。
どちらもCPU性能的に不足はないため、価格が安いながらも快適に最新ゲームなどを楽しめますよ。
新しさにこだわりがなく、安くiPhoneを手に入れたい場合に検討してみてください。
こちらもチェック!
UQモバイルではAndroidが6機種販売中
UQモバイルでは、以下の6機種のAndroidスマートフォンが販売されています。
- Redmi Note10 JE
- AQUOS sense5G
- OPPO A54 5G
- Galaxy A21
- AQUOS sense3 basic
- BASIO4
最後にAndroid端末で2021年発売の新しい機種でおすすめな2端末の特徴について解説します。
迷ったらこれ!Redmi Note 10 JE
Redmi Note10 JEは、中国の大手スマートフォンメーカー・Xiaomiによる日本向けスマートフォンです。
Redmi Note10 JEのスペック | |
価格(ドコモ・Softbankからの乗り換え・プランM/L契約時) | 6,765円 |
CPU | Snapdragon 480 |
メモリ | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB |
画面 | 6.5インチ、2,400×1,080 |
重さ | 200g |
カメラ | アウトカメラ4,800万画素+200万画素+200万画素/インカメラ800万画素 |
バッテリー容量 | 4,800mAh |
Redmi Note10 JEは7,000円以下から購入できる激安端末ですが、おサイフケータイや防水にしっかり対応しています。
性能はWebサイトの閲覧やSNS、動画再生程度なら全く問題無しで、最新のゲームアプリなどもある程度画質などの設定を下げれば動かせます。
セット購入するAndroid端末で迷ったら、まず検討したいのがRedmi Note10 JEですよ。
おサイフ・防水対応でシャープ製のAQUOS sense5G
AQUOS sense5Gは、日本に本社を持つSHARPが販売しているAndroidスマートフォンです。
AQUOS sense5Gのスペック | |
価格(ドコモ・Softbankからの乗り換え・プランM/L契約時) | 17,890円 |
CPU | Snapdragon 690 |
メモリ | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB |
画面 | 5.8インチ、2,280×1,080 |
重さ | 178g |
カメラ | アウトカメラ1,200万画素+1,200万画素+800万画素/インカメラ800万画素 |
バッテリー容量 | 4,570mAh |
価格はRedmi Note10 JEよりちょっと高めですが、AQUOS sense5Gは日本のメーカー(台湾の鴻海傘下ではありますが…)製でCPU性能も少し高くなっています。
片手でもある程度持ちやすいコンパクトサイズで、アルミで少し高級感のある本体ボディも魅力的ですよ。
またカメラが3眼レンズ搭載で、光学2倍の望遠ズームや超広角撮影ができるのもAQUOS sense5Gを選ぶうえでのポイントです。
もちろん、おサイフケータイや防水にも対応していますよ。
まとめ
今回は、UQモバイルで使える機種について解説しました。
ポイント
- UQモバイルは月額1,628円~、auでんきなどとのセット割で990円から利用可能!
- UQモバイルは、公式サイトでたくさんの端末の動作確認状況を確認できる
- ドコモやソフトバンクの端末は、利用にあたってSIMロック解除が必要
- ドコモやソフトバンクのAndroidスマホは、周波数帯の相性が悪く電波が繋がりづらくなる可能性も…
- 手持ちの機種が非対応だったり、au回線と相性が悪かったりする場合は、新しい機種のセット購入がおすすめ
ドコモやソフトバンクでXperiaやGalaxyなどのAndroidスマホを使っている場合は、必要に応じて機種変更も検討してみることをおすすめします。