OCNモバイルONEのテザリングについて！賢く利用すればポケットWiFiなどは不要に！

2022年1月31日

テザリングとは、モバイル回線のデータ通信を利用して、PCやタブレット、ゲーム機器などをインターネットに接続することです。

スマートフォンをWifiルーターの代わりに使うようなイメージで、Wifiポイントのない外出先でもリモートワークなどの作業ができます。

この記事では、OCNモバイルONEのテザリングについて解説します。

1 OCNモバイルONEはテザリングが使える
- 1.1 OCNモバイルONEでテザリングを利用する方法
- 1.2 OCNモバイルONEのテザリング利用にかかる料金
2 OCNモバイルONEのテザリングの種類
3 OCNモバイルONEのテザリングの注意点
4 OCNモバイルONEでテザリングにおすすめな料金プラン
- 4.1 音声対応SIM
- 4.2 データ通信専用SIM
5 OCNモバイルONEのテザリングにおすすめな機種
6 まとめ：OCNモバイルONEはデザリングが可能

OCNモバイルONEはテザリングが使える

OCNモバイルONEはオプションや申し込み不要でテザリングが使用可能です。

Wifiスポットがなくてもインターネットが使えるため、リモートワーク時にカフェで作業するなどの選択肢が増えます。

OCNモバイルONEでテザリングを利用する方法

OCNモバイルONEでのテザリングは、申し込み不要で設定アプリの操作だけで可能です。
まずはiPhoneでWi-Fiテザリングする方法を紹介します。

iPhoneでWi-Fiテザリングする方法

設定アプリを起動する
「インターネット共有」をタップする
「Wi-Fiのパスワード」をタップする
任意のWifiパスワードに変更
「ほかの人の接続を許可」をオンにする
Wi-Fiをオンにする
接続したい端末でWi-Fi接続設定をする
SSIDを選択してパスワードを入力する
接続完了

続いて、AndroidでWi-Fiテザリングする方法です。

AndroidでWi-Fiテザリングする方法

設定アプリを起動する
「接続」をタップする
「モバイルスポットとテザリング」をタップする
「モバイルスポット」をタップする
「構成」をタップする
必要事項を入力する
テザリングをONにする
接続したい端末でWi-Fi接続設定をする
SSIDを選択してパスワードを入力する
接続完了

一度接続すればSSIDやパスワードの再設定の必要はないため、2回目以降は簡単テザリングできるようになります。

OCNモバイルONEのテザリング利用にかかる料金

OCNモバイルONEのテザリングは無料です。

容量の上限までは高速通信で、それ以降は低速通信で利用できます。
容量の上限に達した場合は有料オプションの「おかわり機能」で容量を追加できますが、もちろん無料のままでも利用可能です。

申し込みも不要で、設定アプリの操作だけで簡単に設定できます。

OCNモバイルONE公式サイト

OCNモバイルONEのテザリングの種類

OCNモバイルONEのテザリングは、「Wi-Fiテザリング」「Bluetoothテザリング」「USBテザリング」の3種類です。

ここからは、それぞれの特徴について解説します。

SIMステーション事務局

テザリングにも種類があるんだね。

Wi-Fiテザリング

Wi-Fiを経由してテザリングをします。Wi-Fiは対応している端末が多く、接続が安定しているのでテザリングの主流です。

通信速度も比較的早いですが、その分バッテリー消費が激しいので長時間は使えません。
複数の端末でも使えるため、容量に余裕があれば利用してみましょう。

Bluetoothテザリング

Bluetoothも対応している端末が多いテザリング方法です。
セキュリティの危険性が低く、消費電力が少ないというメリットがあります。

しかし安定性は悪いため、動画再生やファイルダウンロードのような作業は向きません。
電波が届く範囲も狭いため、端末は1台が限度でしょう。

USBテザリング

端末同士をUSBで接続する方式で、PCとスマートフォンをつなげる場合によく使われます。
有線接続なので無線よりも接続が安定し、通信速度が速いです。

物理的なケーブルが必要なため複数端末は扱えませんが、テザリングと充電を同時にできるというメリットもあります。
OCNモバイルONE公式サイト

OCNモバイルONEのテザリングの注意点

ここからは、OCNモバイルONEでテザリングをするときの注意点を解説します。

動作確認済み端末がどうか

全ての端末がOCNモバイルONEでテザリングできるわけではありません。
テザリング可能な端末はOCNモバイルONEホームページの「動作確認済み端末一覧」から検索できるので、事前に使う予定の端末が動作確認済みかチェックしておきましょう。
テザリングの欄に「○：ご利用可能」「×：ご利用不可」「－：機能なし」で表示されており、端末名で検索すればすぐに確認できます。
基本的にiPhoneやAndroidの最新機種はテザリングできるものが多いので、OCNモバイルONE乗り換えと同時に機種変更する際も心配はいらないでしょう。
とは言え、買ってから後悔しないよう、事前に必ず検索することをおすすめします。

使える回線はドコモ回線のみ

OCNモバイルONEはドコモ回線を利用しているため、ドコモかSIMフリーの端末でなければテザリングできません。
もし他社の端末を使っていたら、OCNモバイルONEに乗り換える前にSIMフリー化しておきましょう。
また、一部のiPhoneでは古いiOSだとテザリングができない場合があるため、テザリングする際はアップデートは必須です。

データ容量が足りるか

データ容量を超えると、高速通信から低速通信になってしまいます。
特にテザリングでリモートワークをする場合は、資料のダウンロードやWeb会議などで多くの容量を消費するでしょう。
テザリングの使用頻度が多いなら、大容量のプランを選択するのがおすすめです。
OCNモバイルONEなら10GBのプランがあります。データ繰り越しもできるので、万が一データを使いきれなくても無駄になりません。

バッテリーの負担

テザリングでは大量のバッテリーを消費します。
さらに長時間のテザリングとなると、モバイルバッテリーやUSBテザリングで充電しながら行わなければなりません。
しかしスマートフォンは熱に弱いため、充電しながらの使用はバッテリーに負担をかけます。
できるだけ頻繁なテザリングを避け、できるだけ小まめにスマートフォンを休ませることが大切です。
OCNモバイルONE公式サイト

OCNモバイルONEでテザリングにおすすめな料金プラン

テザリングを考えているなら、快適に使用できる大容量のプランがおすすめです。
ここからは、OCNモバイルONEでテザリングに向いている料金プランを解説します。

音声対応SIM

音声対応SIMは「インターネット接続・SMS・通話」ができるSIMカードです。
機能的にもメイン回線として十分ですが、当然テザリングにも使えます。

通信容量	料金
500MB	500円（税込550円）
1GB	700円（税込770円）
3GB	900円（税込990円）
6GB	1,200円（税込1,320円）
10GB	1,600円（税込1,760円）

メイン回線とテザリングを併用するなら、容量の大きい10GBがおすすめです。
容量無制限コースがないためヘビーユースには向きませんが、他社よりも料金が低めなのでお得に利用できます。

データ通信専用SIM

データ通信専用SIMは「インターネット接続」のみ使えるSIMカードです。
SMSや電話は使えませんが、Wi-Fiルーターの代わりとして使う分には問題ありません。

通信容量	料金
3GB	780円（税込1,858円）
6GB	1,080円（税込1,188円）
10GB	1,480円（税込1,628円）

音声対応SIMよりも低下価格なため、余計な機能を省いてとにかく通信費をおさえたい方におすすめです。
OCNモバイルONE公式サイト

OCNモバイルONEのテザリングにおすすめな機種

OCNモバイルONEでは、端末もセットで購入できます。
他社からの乗り換えで端末料金が13,000円割引になるので、OCNモバイルONE乗り換えと同時に新しい端末を購入するのもおすすめです。

テザリングにおすすめな端末の特徴

テザリングにおすすめな端末の特徴は、高速通信ができて容量が多いことです。
テザリングはバッテリー消費量が多いため、端末のバッテリー容量が少ないと不便です。
また、PCで利用することを想定し、高速通信に対応した端末を選んだ方がストレスは少なくなります。
5G対応で処理速度が早いと、テザリングで作業する際もスムーズに行えるのでおすすめです。

Xiaomi 11T

Xiaomi 11Tは5,000mAhの大容量バッテリーで、急速充電にも対応しています。
5Gの高速通信も可能で、快適なテザリングができるモデルです。

Xiaomi 11Tの基本情報
セット価格	32,000円(税込)
CPU	MediaTek Dimensity 1200-Ultra オクタコア CPU、最大 3.0 GHz
メモリ	8GB
ストレージ容量	128GB
画面	6.67インチ 2,400 x 1,080
重さ	約203g
カメラ	アウトカメラ約10,800万画素 + 超広角約800万画素 + 望遠約500万画素インカメラ約1,600万画素
バッテリー容量	5,000mAh
おサイフケータイ/防水	対応/対応

6.67インチの大画面で映像の処理能力も高いため、快適なゲームも楽しめます。
高画質動画の再生もできるため、よく動画を見る方にもおすすめです。
ストレージも128GBと十分なので、メインスマホとしても充分使えます。

Xperia 10 III Lite

Xperia 10 III Liteは4,500mAhの大容量バッテリーがあり、Xperia独自の技術により充電時のバッテリーへの負荷を軽減できます。
3年使用しても劣化しにくいバッテリーなので、USBテザリングで充電しながらの利用に適しています。

Xperia 10 III Liteの基本情報
セット価格	24,000円(税込)
CPU	Qualcomm® Snapdragon™ 690 5G Mobile Platform オクタコア 64 bit 2×2.073GHz＋6×1.708GHz
メモリ	6GB
ストレージ容量	64GB
画面	約6.0インチ 2,520 x 1,080
重さ	約169g
カメラ	アウトカメラ約1,200万画素 + 超広角800万画素 + 望遠800万画素インカメラ800万画素
バッテリー容量	4,500mAh
おサイフケータイ/防水	対応/対応

約6.0インチの大画面ながら、軽量で持ち運びやすいデザインです。
カメラの機能が充実しており、簡単レンズ切り替えやシーン検出、逆行調整も行えます。

moto g50 5G

moto g50 5Gは5,000mAhの大容量バッテリーで、通常使用なら約2日以上使い続けられるスペックです。
2枚のSIMカードを使えるので、プライベート用とビジネス用を1台のスマホで使い分けられます。

Xperia 10 III Liteの基本情報
セット価格	2,200円(税込)
CPU	MediaTek Dimensity 700 オクタコア 2×2.2GHz＋6×2.0GHz
メモリ	4GB
ストレージ容量	128GB
画面	約6.5インチ 1,600 x 720
重さ	約206g
カメラ	アウトカメラ約4,800万画素 + 超広角200万画素 + 望遠200万画素インカメラ1,300万画素
バッテリー容量	5,000mAh
おサイフケータイ/防水	非対応/非対応

大容量バッテリーで5G非対応ながら、お手頃価格で購入できる端末です。

OPPO A54 5G

OPPO A54 5Gは5,000mAhの大容量バッテリーで、動画視聴約13時間、通話約27時間、スタンバイ状態で約40時間持続できるスペックです。
5Gに対応しており、テザリングでの処理速度も快適です。

Xperia 10 III Liteの基本情報
セット価格	6,400円(税込)
CPU	Qualcomm® Snapdragon™ 480 5G オクタコア 2×2.0GHz＋6×1.8GHz
メモリ	4GB
ストレージ容量	64GB
画面	約6.5インチ 1,600 x 720
重さ	約206g
カメラ	アウトカメラ約4,800万画素 + 超広角800万画素 + 望遠200万画素インカメラ1,600万画素
バッテリー容量	5,000mAh
おサイフケータイ/防水	非対応/非対応